材料試験室
 
はじめに

承鴻は長年、ひとつの初心を持ち続けています。それは、顧客に最高の保証をご提供すること。1989年に島津製作所製の分光器を購入したことに始まり、材料分析やサイズ試験の完全性と正確度を追求し続けています。 会社が大きく成長するにつれて、常に顧客の求めるものを先取りし、事前に予算を編成して精密鋳造に使用できる試験測定器材を購入し工場へ設置し、2005年には、独立した精密鋳造材料実験室を工場内に設置いたしました。すべては、品質向上のためだけでなく、最も安心できる保証を顧客に全面提供するためです。


2010年末、実験室の管理レベルを国際規格まで向上させるため、TAF ISO/IEC-17025国際試験室認証の取得に向けて一念発起しました。当社の長年培ってきた実験技術や実力に対する、国際認証機関の承認を獲得するためです。 2012年初に認証を取得し、当社はTAFシステムにおける初の精密鋳造会社となりました。つまり、当社の試験報告書はTAFの監督下に置かれることとなると同時に、当社自身も第三者試験機関としての役割も備えることとなり、鋳造部品に関してこれまで以上の保証をご提供いたします。

 
メリットと長所
1. 測定時間の短縮で納期遵守の納品が可能!
2. コスト効率の管理された材料試験により、競争力を持つ価格と高品質を提供。
3. 柔軟な部品生産が増え、どのような規格要求もすべて厳しい品質基準を設定。
4. 鋳造工程で使用される化学成分は、すべて現場での測定、認証。
5. ご安心ください。当社で行うすべての試験はISO/IEC17025で承認された実験室で、鋳造業で専門の訓練を受けたプロフェッショナルによって行われています。
 
  承鴻の材料実験室の認証コードは「2356」です。
公式サイトより証書を検索できますhttp://hr.taftw.org.tw/service/labinfoE.aspx?code=2356
当社の方針としては、設備に関する試験結果の正確性と優れた操作条件をの確保のため、実験室の全設備は適切な訓練を受けた担当者のみ対応可能としています。そのため、すべての機器にはそれぞれ担当者が配置され、責任を持って機器のメンテナンス、校正、操作を行っています。
承鴻実験室の現在の所有設備は次の通りです:
名称 メーカー/型番 用途 試験範囲
発光分光分析装置

BRUKER

Q8#2944、Q8#2303

発光分析とは,金属試料に電気的エネルギーを与えることにより,蒸発・気化した原子が励起されます。この場合「電気的エネルギーを与える」とは,試料と向かい合った電極との間で放電を発生させることです。

放電によって発生する光は,試料中に含まれる各元素の輝線スペクトルの集合だと言えます。この光を回折格子で分光することで,目的の元素の輝線スペクトルを取り出すことができます。

輝線スペクトルの強さは試料中のその元素の含有率によって決まるので,分光して取り出した元素ごとの輝線スペクトルの有無と強さを検出器(光電子増倍管)にて測定することで,それらの元素の定性・定量分析を行うことができます。

スペクトラムアナライザを用いて炭素鋼やステンレスまたはその他金属材質に対して化学組成分析を行います。材料の化学組成が要求に一致することで弊社品質管理の根拠として提供いたします。

C.Si.Mn.P.S.Ni.Cr.
Mo.N.V.W.Cu.Al.Nb 
万能試験機
引張試験機
駿諺精機
CY-6040A1マイコン制御
材料試験機
引張り試験は最も基本的な材料試験の一つです。円形または長方形断面の平行部をもつ試験片を用いて、その長手軸方向に徐々に引張り力を加え、そのときの荷重と伸びの関係から、材料の機械的諸特性を求める。この試験から降伏点または耐力、引張り強さ,伸び率,断面縮みのほかに、比例限度、弾性限度、真破断力、縦弾性係数などが得られます。

1.ダンベル状の試験片を使用

2.荷重50000kg以下

シャルピー衝撃試験機 駿彥精機
CY-6797

シャルピー衝撃試験は、ハンマで切欠きつき試験片を打撃して破壊し、打撃後のハンマの振り上げ角度を読み取って試験片の破壊に費やされたエネルギーを求める試験です。

このエネルギーを吸収エネルギーと呼び、この値が小さいほど材料は破壊に対する抵抗(破壊靭性値)が低いことを示します。単位はジュールです。

1.衝撃力に対する材料の抵抗、すなわち靭性 (粘り強さ) や脆性 (もろさ) を判定する試験です。

2.シャルピー衝撃試験の結果、試験片の破壊に要した衝撃エネルギーを試験片断面積で除した値。衝撃値の小さな材料の破断面は脆性破面状であるのに対し、この値の大きな材料には延性破面が観察されるようになります。このため、衝撃値は脆性破壊を起す程度の目安を与えます。

364J

1.シャルピー衝撃試験

2.常温下

金属顕微鏡

Nikon

LV150N

金属の研磨面など不透明な物体の表面を観察するための顕微鏡です。光を試料面で反射させ反射光を対物鏡と接眼鏡で拡大します。パソコン上で動画・静止画の観察、保存、再生、編集をします。

光学顕微鏡を用いて、炭素鋼やステンレスまたはその他金属材質に対して金属表面組織の観察を行います。試験片の表面組織が要求規格に一致することで、弊社品質管理の根拠として提供いたします。

1.炭化層、フェライト、結晶粒度。

2.倍率は50倍以下。

金属組織切断機 中澤

試料の前処理加工、「対象物の切断→樹脂
包埋→研磨」までの試料調整を実施します。

試料の切断をします。

 
金属組織埋め込み機

中澤
TNP-2020FR-A3

試料の前処理加工、「対象物の切断→樹脂
包埋→研磨」までの試料調整を実施します。

試料作製時に試料を安定に保持するため樹脂に埋め込みます。

 
研削研磨機

中澤

TNP-2020FR-A3

試料の前処理加工、「対象物の切断→樹脂
包埋→研磨」までの試料調整を実施します。

試料の切断をします。

 
内視鏡 中澤
MONITOR TYPE BORESCOPE

試料の前処理加工、「対象物の切断→樹脂
包埋→研磨」までの試料調整を実施します。

試料の切断をします。

 
2.5D非接触画像測定機 源台
KIM25*20

光学レンズにより拡大された映像をカメラで撮像し、画像処理技術を用いて測定物のエッジを検出することにより、非接触で寸法測定するシステムです。

X、Y、Z軸で測定しますが、Z軸は測定物の深さのみ測定しますので、簡易な構造であるため、本格的な3D測定機ではなく、よく2.5D測定機と呼ばれています。

【主要機能】

1.画像測定:高速に測定可能、撮像エリア決め、寸法測定モード選択、エッジ検出、画像を重ねて比較

2.幾何学的形態測定:基本測定、組合せ測定、形状および位置誤差評価、座標位置決め

部品サイズの検査

 
三次元測定機 CONTURA
G2 ZEISS

部品の形状をデータ上で立体的にとらえて様々な測定を行うのが三次元測定機です。JIS B 7440では「互いに直行する案内と、案内の移動量を求めるスケール及びプローブをもち、それぞれの移動量からプローブの三次元座標値を求めることができる機械」と定義されています。

三次元測定機による測定点の情報は、三次元の座標(X、Y、Z)として記録されます。その座標情報を組み合わせることにより、二次元または三次元の幾何学要素を作成します。

・二次元の幾何学要素:線、面、円、点など

・三次元の幾何学要素:球、円筒、円錐など

これらの要素の組み合わせにより、寸法や公差などを測定します。

座標地と位置公差の測定

 
鋳造プロセスシミュレーションソフトウェア 晶昊
Any Casting

鋳造CAEにおける湯流れシミュレーションは、鋳造課題の見える化・最適化を実現します。

良品鋳物を得るにあたり欠陥などを防止する上で有効なツールであり、湯流れ、収縮や欠陥の予測もできます。

 
フェライト含有量測定器 通用科技
Feritscoye FMP-30

フェライト(英語: Ferrite )は、α鉄の金属組織学上の名です。結晶構造は体心立方格子です。910℃以下では安定です。やわらかく展延性大で、炭素を微量固溶します。磁心用の電磁鋼板(ケイ素鋼板)、フェライト系ステンレス鋼板などがあります。

本測定器は、研究室、エ場、現地で使用されるよう開発された、操作の簡単なじ丈夫な非被壊検査器です。

測定範囲:0.1 - 80% Fe、または、 0.1 - 110 FN

測定単位:“%Fe”、または、“FN”

測定基準:ISO 17655

 
蛍光浸透探傷装置 永峻
MAGNAFLUX(EV-5000)

PT(Penetrant Testing)またはLPT(Liquid Penetrant Testing)と呼ばれる探傷試験方法で、試験対象の材質にかかわりなくほとんど全ての材料、製品の表面検査に使用できます。

試験体の表面に開口している微細なキズに、見えやすい色や輝きを持たせた浸透性の良い液体(浸透液)を浸み込ませ、再度表面に吸い出すことによりきずを拡大して見つけ出すことができる方法です。

 

機器テーブル

試験の性質により、多くの研究には当該材料の破壊による取得が必要となります。例えば、スペクトラムアナライザは、金属試験片にレーザーを照射し、分子と原子が異なる状況下を利用して特徴的なスペクトラム強度を計算し、材質成分を確認します。また、衝撃試験では、金属片を破壊して、衝撃耐性を確定します。しかし、これらの分析は最終製品の試験には適切ではないため、弊社では非破壊検査(NDT)を行う必要があります。

非破壊検査では、1組の材料を評価する試験方法を採用しています。材料の特性が要求規格と一致した場合、試験品の破壊は行いません。弊社では、最終製品の高品質を確保するため、顧客要求に基づいて、完成品への一歩進んだ非破壊検査の実施も可能です。例:

 
検出方法 レベル
音響試験 I II
電磁検出 I II
液体透過性試験 I II
磁気粒子検出 I II
中性子ラジオグラフィー I II
レイ検出 I II
熱赤外線検出 I II
超音波検査 I II
振動解析 I II
目視検査 I II
 

 

グリン産業

私たちは資源の節約とリサイクルに取り組んでいます

お問い合わせ

いつでも承鴻までお問い合わせください